2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧
日本がハロウィン気に入ったのって、 運命的と言うか、 至極当たり前なんだよね。 仮装も、 集まって踊ったり、 飲み食いしたりも、 元々の日本の風土に合ってる。しかも、 年がら年中じゃない事が、 特別の日だけなのが、 ハマったんだろうね。 文化人類学…
寺で大きな柏手が聞こえた。 反射的にそちらを見ると、 年配の夫婦と思われる二人連れだった。 傍に居合わせた人が連れに 「あら、嫌だわ、神社と間違ってる」 と言うのが聞こえる。 すると 別の、少し離れた年配のご婦人が連れに言った。 「神社の方かしら…
どうしても苦しい日がある。 胸の中がざわざして、 息を吸い込むと 悪い物ばかりが膨らむような。いったい どれが苦しいのか、いったい いつが苦しいのか。 分からないままにただ耐えるしか無く、 そうっと気配を消しているしか やり過ごし様のないような。 …
「コンビニでチョイ呑みなんて、さみしい」 って思う人もあるみたいだけど、 なんだか素敵なことのように思える。 そら、 真っすぐ帰れない 事情の有る人だとかもあるだろう。 だけど、最寄りの駅まで辿り着いて、 後はぶらぶら歩くだけ。 もうここまで来れ…
雨の続く日には レインコートを着て、 電車にでも乗りたい。 いつもの路線、 いつもの時間でも、 きっと違って見えるだろうけど、 それでも できれば、 まだ行った事の無い方角へ向かう、 それも混雑しない時間が良い。 いったいこの人達は 何処へ 何しに行…
通勤通学の短い時間でも、 『心地良い電車の揺れで読む小説は最高』 という人も有れば、『まるで映画かMVの 主人公になったつもりで 車窓を眺めながらの音楽に限る』 という人もいる。 『考え事に最適』 とかもあるだろう。 どれにも共通するように思える…
田舎の町に行くと、小さな駅に出会う。 通勤通学には絶対必要だけれど、 観光客や通りがかりの人は大して来ないような駅。 単線だったり、 さほどたくさんの発着がないのかもしれない。ホームにエレベーターは無い。改札は一つ側だけで、 あちらとこちらのホ…
「開けたら・閉める、 出したら・入れる」動作を1単位にすれば、 単純で苦にならないと言うから。 着替える時は 『全身チェンジ』 で、 『丸ごと洗う』 なので、「この服まだ着られるかな」 とか 「明日も着るにはどう保管するか」 など 考えずに済む。 ルー…
「〇日、空いてる?」 って聞かれると、ちょっと困惑する。何の目的で訊ねられたのか判らないので、 答えようがないから。 なので自分が訊ねる時は「イツにコレやってるんだが、 一緒に行かない?」 とか「コレ興味ある?」 とか「全く目的決めてないけど 〇…
どうしても辛い日には、もういっそ雨でも降ってくれればいいのだけれど、そんなに都合良くはいかない。 何がが開いて、中身がザーと溢れ出るように流れ出るように。 静かに ひたひたと 何かに押し潰されるように、 圧倒されてしまう。 雨でも降ってくれれば…
『眼の隠れるキノコ頭で オーバーサイズトップス』 の胡散臭さは 理解してるつもりなのに、 『ユルフワ女子の発言の大半が 天然ではあり得ない』 とも知っているつもりなのに。 それでも人は こういうモノから溢れる 幻想や 妄想を 捨て去ることはできないの…
素晴らしい! ありがたい! 感謝! っばかり言ってると 「感謝感謝、 下手なラッパーか 怪しい教祖 みたいだから、 辞めレ」 って言われるの 解ってるけど、 でも 『マジ感謝!』
何度か電車内で、同じ女性が目の前で倒れた。席を譲ろうとしたのも、声を掛けたのも 私一人だった。 不思議に思って周りの様子を見渡すと、 どうやら常連さんらしい。確かに何度か出会っている。同じ時間帯の電車のように記憶している。 いつも大きな荷物を…
野口雨情の『赤い靴』って、 どうしても怖くって、さ。 どんな脈絡でそんな話になったか 覚えてもいないが、 友達とそんな話になった。 友人A: あ~、 曾祖父さん家の 養子になったんだっけか? 「曾祖父さんに連れられて行っちゃった」 家庭環境複雑かよ! …
中学生になって1年近く経った頃、ふと思った。「アレ」ってどうやら英語じゃなかったっぽいな……クリスマスソングの定番だった『もろびとこぞりて』 あの最後の部分。 “シュワキマセリー” あぁ、なんか呪文とか、か。コレを唱えれば 冬が来る とか、 クリスマ…
服装はその為人(ヒトトナリ)が現れるとか言うけれど、身に付けるモノの歴たり方というのにも現れる。 どこかのジーンズ屋で職業別ジーンズなんてのをテレビで何度か観たけれど、 この人はいつも右膝を着くのだな とか どうして腿の上に摩れが有るのだろう とか。 …
一番肌触りの良いTシャツと下着と一冊の本でも入れた旅行鞄を持って、帽子とレインコートでも羽織ってぶらっと出かけてしまいたい。 一杯の酒でも呑めるわけでもないから。