tabibito9tabitoのブログ

旅人のタビトによるエッセイ

2018-01-01から1年間の記事一覧

旅の途中

長い旅に出ています。 歓迎されても、 受け容れられても、やはり所属感は無く、 旅人であるとしか実感はありません。 何処へ向かうのかも、 何を求めるのかも、わからないまま。 きっと終わりは無いだろう。 旅の途中で終わるのだろう。 旅人のままで終わる…

1口ちょうだい

他人と食べ物をシェアするのが嫌だ。 ましてや 「1口ちょうだい」なんてあり得ない、と言う人達がいる。 その理由としてよく挙げられるのは 『ペース配分が台無しになる』だ。例えば 唐揚げが5つとご飯を食べるなら、 それなりに段取りに従って食べようとする…

それくらいの事で??

「イジメくらいで自殺?」 とか 疑問に思うけど、 破綻した家庭で育つと『家に居なくて済む時間だけは幸せ』って 生き方で、『外でダメでも安心できる居所が有る』 訳ではなくて。『崖の上を歩く毎日の 本の小さな平地が 取り除かれる』と 感じ続けてて。そ…

喉元過ぎれば

この所、 以前から気に入って便利使いしていた飲食店で、 イヤな目に遭うことが多い。明らかにトレーニング不足の新しいスタッフは、 心さえ有れば こちらも多少のミスやなんかは 我慢する程ですらない。 が、 何度か見かけたことのある人が オーダーを通し…

大規模チェーンの飲食店では、

大規模チェーンの飲食店では、 販売期限の切れた食べ物を ゴミとして出す時、 洗剤を掛けておく事がそうだ。一度廃棄した物を 食べられないようにする為。 それを知った時、「食べるに困って他人様の捨てた物を ゴミ箱から拾ってまで命を繋ごうとしている人に…

昭和だったんだと思う

受験に失敗しても 挫折感や 恥を感じずに 紛れ込んで さり気なく就職できて、金が無くて進学しても バイトすれば何とか払える額の学費で、万人に仕事が与えられ、数年働けば 結婚資金や 当面の生活くらいやっていけ、配偶者と 親と 数人の子供くらいなら養え…

北野武とボブディラン

『その男、凶暴につき』 は単に「ビートたけしが監督になった」の物珍しさで観た。 面白かった。 とても 「洗練された映画とは言えない」 と思ったし、 「下手したら 映画ではないかも」 とも思った。 でも それが 「映画に届いていない」 だけなのか、もしかしたら …

言葉に隠された『裏の意味』は果たして『読むべき』なのか…

言葉の裏や 行間を読むのを止めると、物事は至極シンプルになる。 「あぁ、喉が渇いたな」 「お腹空いたな」と言う人は、喉が渇いており、 腹が減っているのだ。 それ以上でも・以下でも無い。 「この荷物重いわ」 そうか、重いのか。ソレで良い。 言葉の裏や 行間…