tabibito9tabitoのブログ

旅人のタビトによるエッセイ

止め処なく


いろいろの物が
       一斉に押し寄せて、


しかもそれは
      外からでは無くて、


もうどうやって留まれば
           よいのかも、

ざらざらした粒状に分解されながら
           流れ出るように
             こぼれ落ちるように、

その衝動があまりに
         止め処なく、


ただ戦きながら
       立ち竦むしかなくて。




もろもろと
     足下から
         沈み込むような
                異様で
         現実感のない
     幻覚に
襲われる。